このブログは「実践 4%ルール」というタイトルを付けている通り、いよいよ来月4月から資産取り崩しをスタートします。しかし、保有資産には、4%ルールを実践するS&P500連動ファンド以外の資産もあります。ここでは、それぞれの資産についてどう取り崩していくかを説明します。
保有資産は、米国ETFの VOO、HDV、SPYD、投資信託の eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(以下「S&P500」)、eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)(以下「オルカン」)、ひふみ投信、ひふみワールド、暗号資産(ビットコイン、イーサリアム、その他)です。
S&P500は特定口座と新NISA口座の両方にありますが、新NISA口座の方は満額投資までは取り崩しはしないことにしました。暗号資産もバフェット太郎が言っている「2028年ビットコイン価格は1億円」を楽しみにしているので、これも同様です。それから、オルカンは今月中に全部売却する予定ですので、これも対象外になります。
従って、取り崩す対象銘柄は以下の通りで、それぞれについて、取り崩し方法を説明します。
- VOO:3、6、9、12月の分配金(前年実績 8.1万円)受け取り。1月と7月に1株(現在70,842円)の売却。VOOは、S&P500連動ファンドですが、ETFは定率・定額売却ができませんので、分配金と一部売却で年4%に近付くようにしました。
- HDV:3、6、9、12月の分配金(前年実績 18万円)受け取りのみ。
- SPYD:3、6、9、12月の分配金(前年実績 45万円)受け取りのみ。
- S&P500:奇数月に14万円(年間84万円)。SBI証券は定額売却はできるのですが、定率売却ができないので、現在の残高の0.67%相当額である14万円を定額売却設定しました。SBI証券が定率売却に対応するようになったら、0.67%(年4.02%)定率に変更します。
- ひふみ投信:奇数月に0.7%(現在175,000円。年間105万円)。ひふみ投信は定率売却はできるのですが、小数点第1位までしか対応していないので、2ヶ月で0.7%(年4.2%)としました。ひふみワールドも同じです。日本株のひふみ投信が4%ルールに馴染むかどうかは誰も検証していませんが、少なくとも直近10年間の実績を比較すると、S&P500にも日経平均にも勝っているので、まあいいか、という感じです。
- ひふみワールド:奇数月に0.7%(現在175,000円。年間105万円)
厚生年金と企業年金の受給が偶数月なので、月々の収入のバランスを考え、7月から受け取る個人年金は奇数月に受給し、金融資産の取り崩しに関しては、上記のような受け取り方にします。
以上から、1年間の取り崩し額を計算すると、約379万円(税引前)となります。現在の総資産から、新NISAのS&P500、オルカン、仮想通貨、現金を除いた資産(マネーフォワードで今日3/5の10:53現在96,131,371円)が取り崩しの対象となるので、取り崩し率は3.94%になりました。ほぼ4%ですね。
とりあえずこれで走らせますが、資産の増減に応じて随時微調整を行います。
ということで、いよいよ資産取り崩しが始まりますが、上記のように、実際の取り崩しは奇数月、つまり5月からになります。定率取り崩しの場合の実際の入金額、税引前、税引後のそれぞれの入金額、各資産の毎月の残高等を随時詳報していきます。
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