ひふみ投信には色々と勉強させてもらいました。投資を始めると、世界中で何かが起こると株価が下がるということを経験します。例えば、ギリシア危機、イギリスのブレグジット、アメリカの大統領選などで、暴落と言っていいぐらいに株価が下がるのです。
ギリシア危機は、ひふみへの投資を始めて以降に起きた記憶があったのですが、調べてみると2010年以降何回かあったようなんです。ひふみ以降ですから、私の記憶にあるのは2015年7月5日の国民投票ですね。詳しく述べると長くなるので、興味がある方はネットで調べていただくとして、簡単にいうと、デフォルト(債務不履行)を回避するために、EUからの緊縮財政策を受け入れるかどうかの国民投票が行われたのです。
結果は反対が圧倒的多数を占め、全世界の株価は暴落しました。暴落と言ってもどのくらいの暴落かは調べても分からなかったのですが、日経平均株価が1,000円以上下がった記憶があります。当時の日経平均株価は20,000円前後でしたから、5%ぐらいは下がったのではないでしょうか。
ブレグジットとは、BritishもしくはBritainと exit(離脱)を組み合わせた言葉で、イギリスがEUから離脱するかどうかの国民投票を行い、離脱に至ったことを言います。2016年6月23日のことでした。この時も暴落しました。ギリシア危機以上に下がった記憶があります。
当時は、投資とは、下がった時に買い、上がった時に売って、ということを繰り返して資産を増やすことだと思っていたので、次に上記のようなチャンスがあったら行動に移してみようと考えていました。
そして、トランプが大統領選に勝った2016年11月8日が来たのです。この時は、トランプとヒラリー・クリントンの戦いでしたが、投票日までの評判は、優勢になったり劣勢になったりの繰り返しで、非常に拮抗していました。しかし、徐々にトランプが優勢となり、トランプが勝つと株価が下がるという下馬評でしたから、投票日直前にひふみ投信を全て売りました。
結果は、予想通りトランプが勝ち、株価は暴落しました。私の行動は成功でした。しばらく様子見して、上がりそうな時期を見極めて買い戻そうと考えていましたが、何と翌日、下げた額以上に上がり、慌てて買い戻しました。折れ線グラフの「3ヶ月」の「3」の下あたりのV字がそれです。成功と思ったら失敗でした。でもすぐに買い戻したので、傷は浅くて済みました。
こうやって、私の投資リテラシーは少しずつ上がっていきます。その後もひふみ投信との付き合いの中で、リテラシーがさらに上がる出来事が起こりますが、今日はここまでにします。
ちなみに私のひふみ投信の残高ですが、前回(9/23の投稿)と比べ約160万円下がってますね。頑張ってくれ、ひふみ!
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