投資としての保険 その3

保険

新卒入社直後に、住友生命の定期付終身保険に、30歳過ぎて住友生命の個人年金保険に加入し、その後、定期付終身保険を解約してソニー生命の終身保険に乗り換えたという話を前々回にしました。私の記憶では、その当時、NTT株が株式公開され、短期間で3倍ぐらいに値上がりし、それをきっかけに株式投資がブームになってました。

とはいえ、今のようなネット証券などはなく、証券会社の営業マンを通じて株を購入し、時には株暴落で何十万円も損をした、というような恐い話もあり、株式投資は非常にハードルが高いと感じていました。

そういう時にソニー生命と出会い、一定期間保有していれば、元本が保証され利益も出る保険が存在することを知りました。終身保険と養老保険です。補償と蓄財を兼ねていると思ったのです。前述した通り、株式投資はハードルが高かったので、投資として保険をやっていました。医療保険を含み、おそらく、30代の頃は月10万円ぐらいやってたと思います。

養老保険は、加入時に200万円を入れ、月5万円強、別にボーナス月にいくらか入れ、10年後の満期金が1,000万円になるというものでしたが、150万円ぐらいの利益が出て、満期時にはマンションの頭金になりました。

終身保険は月15,000円程度、ボーナス月にいくらか入れ、終身で死亡保険金が1,500万円出るという商品でした。払込期間は60歳までで、解約返戻金は60何歳かで払込額を超え、その後は増え続けるという商品だったので、養老保険を含め、当時は投資としての保険に満足していたと思います。

もう30年ぐらいも前ですから、今みたいに低金利ではなかったので、保険も投資価値がある商品があったのだと思います。

その後、45歳ぐらいの頃、あるテレビ番組をきっかけに株式投資を始めるのですが、その話は次回以降にしたいと思います。

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